ネイティブの英語を聞き取れないのには理由があった

ネイティブの英語を聞き取れないのには理由があった


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「テキストの英語は聞き取れるのに、ネイティブとの英会話になるとダメ….」
「言っているはずの音が、全然聞き取れない….」

どうして聞こえないのでしょうか?それには理由があったのです。

 

1. ネイティブの速い英語が聞き取れない理由

ネイティブの速い英語が聞き取れない理由。
それは実は、あなたが音を聞き取れていないのではなく、
「そもそも発音されていない」のです。

え?そもそも発音されていない?
どういうことでしょうか。例を見てみましょう。

 

2. 発音されない音の例

例えば、Do you want to go? というフレーズ。これは「一緒に行かない?」と相手を誘ったり、「そろそろ行こうか」と帰る準備をする時に言うフレーズです。

皆さんは、この英文をどのように発音しますか?

文字通りに読むと、「ドゥ ユー ウォント トゥ ゴウ」ですよね。多くの日本人はカタカナ英語でこのように発音します。もう少し自然な発音だと、「ドゥユー ワーントゥ ゴウ」。

でも、ネイティブの速い英会話では、「ユワーナゴウ」です。

Do you want to go?(ドゥー ユー ウォント トゥー ゴウ)

↓ これが実際には…

You wanna go?(ユワーナゴウ)
「ドゥ ユー ウォント トゥ ゴウ」が「ユワーナゴウ」に。

 

3. “言わない音”がポイント

この音変化のカラクリは、“言わない音” がポイントです。

最初のDo(ドゥー)を言わない Do you want 〜?

want toの [t] の音も言わない want to → wanna

toの母音[o]の音もほぼ言わない want to → wanna

頭の中に「ドゥー ユー ウォント トゥー ゴウ」という発音のイメージがある日本人からすると、まさか「ユワーナゴウ」が同じ文だと思いませんよね。
だから、聞き取れないのです。

ネイティブが特別に速く話している訳ではありません。
話すスピードが速すぎてあなたはついていけないのではなく、単に想像している発音と違うから 聞き取れないのです。

発音されない音がたくさんあるから、速く感じるのです。

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